バススヌープ

ASCII.jpデジタル用語辞典 「バススヌープ」の解説

バススヌープ

複数プロセッサーが、1つのバスで、主記憶メモリーを共有しているマルチプロセッサーシステムで、キャッシュのコヒーレンシ(一貫性)を維持するのに効果的な手法。それぞれのプロセッサーが、共有されたメモリーインターフェイスバス上のトランザクションを観察し、そのトランザクションが自分のキャッシュメモリー上にあるデータの場合、キャッシュメモリーの該当するエントリを更新して、マルチプロセッサー動作時の各プロセッサーのキャッシュ、および主記憶の内容の一貫性を保つための技術。多くの実装法があり、代表的なものにライトワンスやバークレイプロトコルなどがある。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android