バセットハウンド(読み)ばせっとはうんど(英語表記)basset hound

デジタル大辞泉 「バセットハウンド」の意味・読み・例文・類語

バセット‐ハウンド(basset hound)

犬の一品種。フランス原産の中形犬。垂れ耳で、胴が長く四肢が短い。猟犬として優れるが性格はおとなしい。

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精選版 日本国語大辞典 「バセットハウンド」の意味・読み・例文・類語

バセット‐ハウンド

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] basset hound ) 犬の一品種。短足で胴と耳が長く、黒色黄褐色白色のまだらの猟犬。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「バセットハウンド」の意味・わかりやすい解説

バセットハウンド
ばせっとはうんど
basset hound

哺乳(ほにゅう)綱食肉目イヌ科の動物。家畜イヌの1品種で、四肢が短く長胴の特異な体形をした獣猟犬。長い垂れ耳をもち、前肢は湾曲する。尾は高く弓状に背に掲げられ、歩様は軽快であるがユーモアが漂う。体高が低いが、骨太で頑健。嗅覚(きゅうかく)に優れ、ノウサギや小獣猟に使用されている。鼻すじはまっすぐで、鼻鏡は大きい。目は深くくぼみ、下眼瞼(がんけん)は下垂ぎみで、瞬膜が露出する。被毛は短くて堅く、皮膚は緩い。毛色は黒、褐色、白のいわゆるハウンドマーキングのほか、黒と白、褐色と白の2色のものもある。体高33センチメートルほどで、体重20キログラム程度。日本ではあまり多く飼われていない。

増井光子


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