バチカン写本

デジタル大辞泉プラス 「バチカン写本」の解説

バチカン写本

《Codex Vaticanus》4世紀頃に成立したギリシア語聖書の写本バチカン図書館所蔵

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のバチカン写本の言及

【聖書】より

…《哀歌》はエレミヤと関係させられ,《ダニエル書》が預言書の仲間入りをし,小預言書は12の書物として独立している。もっとも《七十人訳》の書物の配列は写本によってかなり相違しているが,4世紀の有力な写本(〈バチカン写本〉)では,全体が律法書,歴史書,文学書,預言書の順に4区分されている。 この区分と書物の編成はラテン語訳聖書(《ウルガタ》)に対応しており,これを経由して近代語訳聖書に受け継がれている。…

※「バチカン写本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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