バンスリ

デジタル大辞泉 「バンスリ」の意味・読み・例文・類語

バンスリ(〈ヒンディー〉bansri)

北インドの民族楽器。6~8個の指孔をもつ、長さ50センチほどの竹製の横笛

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「バンスリ」の意味・読み・例文・類語

バンスリ

〘名〙 (bansri) 北インド地方の民族楽器の一つ。竹製の横笛で日本の横笛に似ており、長さは約五〇センチメートル、指穴は六~八孔で、澄んだ音色を出す。原始仏典にもバンシ(bamsi)の名で記され、南インドではクザール(kuzhal)と呼ぶ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バンスリ」の意味・わかりやすい解説

バンスリ
bansuri

北インドの竹製横笛。「バンシー」ともいい,リード楽器を除く笛の総称でもあった。バンシーは,リグ・ベーダ時代からの古い用語で,ヒンドゥー教の神の一人クリシュナ神の持物として,アマラーバティーアジャンタエローラ彫刻なかにもみられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android