バージー・ラーオ(1世)(読み)ばーじーらーお(英語表記)Bājī Rāo Ⅰ

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

バージー・ラーオ(1世)
ばーじーらーお
Bājī Rāo Ⅰ
(1700―1740)

インド、デカン地方を中心としたマラータ王国の第2代宰相(ペーシュワー)。1707年にシャーフーを王として再建されたマラータ王国の初代宰相バーラージー・ビシュワナートの長子。初代宰相のときマラータ王国の実権を完全に掌握し、バージー・ラーオ1世のときに、マラータ勢力はきわめて強大になった。

[小谷汪之]

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