バーディヤト・アルジュヌビヤ(英語表記)Al-Bādiyat al Junubiyah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

バーディヤト・アルジュヌビヤ
Al-Bādiyat al Junubiyah

南部砂漠地帯の意味。イラク南西端帯,サウジアラビアとの国境部の地方名。面積7万 6143km2標高約 500mの高原砂漠で,樹木はほとんどなく,巨大な涸れ川 (ワディ) が多数ユーフラテス川に向って北東流している。カルバラーからアラビア半島のイスラム聖地への巡礼路のほかは,バグダードの中央政府の関心薄い住民はアナイザ族,アマラット族などの遊牧民

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android