バーニー(オーストラリア)(読み)ばーにー(英語表記)Burnie

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

バーニー(オーストラリア)
ばーにー
Burnie

オーストラリア、タスマニア島北岸にある都市。人口1万8145(2001)。バス海峡に面した港湾都市で、農産物木材、紙などのほか、内陸鉱山ローズベリーおよびマウント・ライエル)からの鉛、亜鉛、銅、錫(すず)の精鉱を輸・移出する。同国の代表的な製紙工場をはじめ、合板、チタン処理などの工場がある。1829年植民会社の手で入植され、1908年町制施行。名称は植民会社の代表者の名に由来する。

[谷内 達]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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