翻訳|publicity
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
公表、公開の意味から、現代ではPR(public relations)活動における「報道機関などへの情報やニュース素材の提供」をいう。たとえば、企業が新製品、新技術、新サービスなどを報道機関に提供するのがこの活動である。報道機関は、提供された情報を自己の責任=編集(編成)権の下に取捨選択、あるいは濾過(ろか)し、あるいはその情報を基に取材活動を行い、ニュース価値があれば報道し、これがない場合には報道しないことになる。パブリシティー活動は、広告活動とともにマスコミを利用するPRの二大広報手段であるが、広告では媒体利用が有料であるのに対し、パブリシティーでは、報道機関への働きかけであるため金銭を必要としないし、また払ってはならぬものとされる。広告が各種の法規や倫理綱領に反しない限り、広告主の目的どおり自由に表現できるのに対し、パブリシティーでは、報道機関側に事実の伝達を基盤とする情報の加工権があることも大きな特徴である。
以上とは別に、パブリシティー権right of publicityとは、有名人が自分の肖像や氏名を広告などの営利目的に使用される際、それらを自分の財産として保証される法的な権利をいう。
[小倉重男]
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
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