パラナ(アルゼンチン)(読み)ぱらな(英語表記)Paraná

日本大百科全書(ニッポニカ) 「パラナ(アルゼンチン)」の意味・わかりやすい解説

パラナ(アルゼンチン)
ぱらな
Paraná

アルゼンチン中東部の河港都市。エントレ・リオス州の州都。ブエノス・アイレスの北西450キロメートル、パラナ川下流の左岸、サンタ・フェの対岸に位置する。都市圏人口31万8132(2001)。1725年に入植が始まり、1852年から62年まではアルゼンチンの首都となり急激な発展をみた。肥沃(ひよく)な後背地で産する農牧畜産品の重要な積出し港で、農産物加工業が盛んである。市街には植民地時代の古い建物が残り、サンタ・フェとの間に河底の地下道が通じる。

[今井圭子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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