パララックス(読み)はららつくす,ぱららっくす

カメラマン写真用語辞典 「パララックス」の解説

パララックス

 光学式ビューファインダーを持つカメラでは、ファインダーレンズの位置関係のズレにより、とくに近距離でファインダー視野と実際に撮影される画面範囲にズレが出てくる。これがパララックスで、訳語は「視差」。高級ビューファインダーカメラでは、ピント合わせに連動してファインダーフレームが動いて、視差を自動的に補正する「パララックス自動補正機構」を組み込んでいるものが多い。また、一眼レフはレンズを通った光をファインダーで見る構造だから、原理上パララックスは出ない。しかし、厳密に測定すると0.03~0.05mm程度の視差がある場合もある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パララックス」の意味・わかりやすい解説

パララックス

視差」のページをご覧ください。

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