パンジャービー語(読み)パンジャービーご

百科事典マイペディア 「パンジャービー語」の意味・わかりやすい解説

パンジャービー語【パンジャービーご】

インドのパンジャーブ州を中心にウッタル・プラデーシュ州,パキスタンのパンジャーブ地方で話される言語。インド語派の一つで,ヒンディー語などとその中部支派を形成する。話し手は2600万人。アムリットサルを中心に話される標準形と,カシミールのジャンムー地方のドーグリー方言に2大別される。シク教徒,ヒンドゥー教徒はデーバナーガリー文字梵字)を改良したグルムキー文字イスラム教徒アラビア文字で書写し,叙事詩等の文学を発達させた。→パンジャーブ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android