ヒイラギナンテン(柊南天)(読み)ヒイラギナンテン(英語表記)Mahonia japonica

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ヒイラギナンテン(柊南天)
ヒイラギナンテン
Mahonia japonica

メギ科の常緑低木で,トウナンテンともいう。中国,台湾原産で観賞用として庭園に植えられる。幹は直立し高さは 1mぐらいになる。革質で厚い羽状葉をつけ,小葉の縁にはヒイラギの葉のような大きな歯牙があり,その先はとげになる。春に,黄色の花の総状花序をやや下向きにつける。液果は熟すると濃い紫色となり,表面白粉をかぶる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android