ヒメダカ(読み)ひめだか

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヒメダカ」の意味・わかりやすい解説

ヒメダカ
ひめだか

硬骨魚類メダカOryzias latipesの飼育品種。突然変異によって色素構成が変化したもので、体色は淡橙(たんとう)色ないし淡紅色。体色発現遺伝子が性染色体に座乗しており、遺伝の実験に用いられる。

[多紀保彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「ヒメダカ」の意味・わかりやすい解説

ヒメダカ

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のヒメダカの言及

【メダカ(目高)】より

…メダカはじょうぶで飼いやすく,短期間で世代を繰り返すなどの特長があるため,実験動物として利用されている。ことに,人工飼育の中でつくられたヒメダカは黒い色素を欠き,教材や観賞用としても人気がある。他の品種には,黄の色素を欠く青メダカや,黄と黒の色素を両方欠いた白メダカなどがある。…

※「ヒメダカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android