ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビジェ=ルブラン」の意味・わかりやすい解説
ビジェ=ルブラン
Vigée-Lebrun, Elisabeth Louise
[没]1842.3.30. パリ
フランスの女性画家。 J.グルーズ,C.ベルネたちに学ぶ。マリ・アントアネットの友人であり,彼女の肖像画を 20点以上描いた。そのほか王侯,貴顕の男女の肖像画を数多く描いたが,常に気品の高い典雅な画風で各人の容貌と特徴,性格と個性をとらえた。また風景画や風俗画も描いた。主要作品『娘のいる自画像』 (1789,ルーブル美術館) ,『マダム・ド・スタール』 (1808,ジュネーブ美術館) 。
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