ビジブルスピーチ(英語表記)visible speech

翻訳|visible speech

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビジブルスピーチ」の意味・わかりやすい解説

ビジブルスピーチ
visible speech

(1) 音声記号の一方式視話 (法) ともいう。調音位置様式を象徴する新しい記号を字母的に用いる。 A.ベルがその著"Visible Speech" (1867) で説いたのが有名。 H.スウィートはそれを改良して「器官的記号」 organic notationと名づけた。 (2) 音声スペクトログラフによって音声を目に見えるように記録する方式。聾唖教育などに役立たせる目的アメリカで開発されたが,むしろ音声学研究に役立っている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android