ピサ公会議(読み)ピサこうかいぎ

百科事典マイペディア 「ピサ公会議」の意味・わかりやすい解説

ピサ公会議【ピサこうかいぎ】

教会大分裂シスマ)を解決するため1409年イタリアのピサPisaで開かれた公会議。2人の対立教皇を廃してアレクサンデル5世を選出したが,結果的には3教皇鼎立(ていりつ)を招き,事態は悪化した。
→関連項目コンスタンツ公会議

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

旺文社世界史事典 三訂版 「ピサ公会議」の解説

ピサ公会議
ピサこうかいぎ

1409年に教会大分裂(大シスマ)を終わらせるために召集された会議
ローマのグレゴリウス12世アビニョンのベネディクトゥス13世両教皇の対立を解決するため,両教皇を廃してアレクサンドル5世を教皇にしたが,前二者が否認したため,3教皇がならんだ。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android