デジタル大辞泉
「ピボット」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ピボット
- 〘 名詞 〙 ( [英語] pivot )
- ① 旋回軸。摩擦を少なくするため、旋回または回転する軸の支持端を円錐状にしたもの。
- ② バスケットボール、ハンドボール、バドミントンなどの球技やダンスなどで、踵(かかと)または足先で回転すること。
- ③ ボートで、クラッチからオールがはずれないようにつけてある、皮製の環。
- ④ ゴルフで、バックスイングする際に脊柱を軸にして腰と上体をひねること。
- ⑤ クレー射撃で、前足に重心をおく射撃姿勢。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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ピボット
pivot
先が円錐形に細まり,先端が小さな球面に仕上げられた回転軸。ピボットを球面状の凹みで受けるようにした軸受をピボット軸受pivot bearingという。摩擦の小さいのが特徴で,主として計器などに用いられる。材料としては,ピボットには焼入鋼,軸受にはルビー,サファイア,メノウなどの宝石が多く用いられる。また最近ではベリリウム-銅合金が耐振性,耐摩耗性に優れた材料として軸受に用いられる。摩擦を小さくするにはピボット先端の曲率半径をなるべく小さくするのがよいが,荷重による変形のことも考慮し,例えば鋼のピボットと宝石の軸受の場合,ピボット先端の曲率半径を凹みの曲率半径の1/10~1/5の程度とする。
→軸受
執筆者:堀 幸夫
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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ピボット
ぴぼっと
pivot
先端が円錐(えんすい)形をしている軸。円錐形の凹面をもつピボット軸受で支える。軸方向の荷重を受けると同時に、横方向の荷重も受ける。主として計測器あるいは時計などのように、軽荷重を受ける軸として使用されている。軸受の材料としてはルビー、サファイア、めのうなどが使われる。この軸は回転中騒音発生が少なく、摩擦も小さい。また小型にもできる長所がある。
[中山秀太郎]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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ピボット
「ピボット」(pivot)とは、本来「回転軸」を意味する英語で、転じて近年は企業経営における「方向転換」や「路線変更」を表す用語としてもよく使われます。とりわけスタートアップ企業が当初の事業戦略に行き詰まって、大きな軌道修正を余儀なくされたり、まったく別のアイデアに取り組んだりすること、またそうした経営判断そのものを「ピボット」と呼んでいます。
(2012/7/13掲載)
出典 『日本の人事部』人事労務用語辞典について 情報
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ピボット
アメリカ、ブラック・アンド・デッカー社が製造販売するコードレスクリーナーのシリーズ名。充電式のコンパクトタイプやスティックタイプを揃える。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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