ピュチア競技会(読み)ピュチアきょうぎかい(英語表記)Pythian Games

翻訳|Pythian Games

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ピュチア競技会」の意味・わかりやすい解説

ピュチア競技会
ピュチアきょうぎかい
Pythian Games

古代ギリシアにおける四大祭典競技会の一つ (→古代競技会 ) 。オリュンピア競技会に次いで重要な祭典で,怪物ピュトンを退治したアポロン主神として4年に1度,デルフォイアポロン神殿中心に開かれた。当初はおもに音楽競演が行なわれていたが,前 582年全国的な競技会となり,戦車競走その他オリュンピア競技会で実施されていた種目が加えられた。優勝者には月桂冠が与えられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android