ピーコ島のブドウ園文化の景観(読み)ピーコとうのブドウえんぶんかのけいかん

世界遺産詳解 の解説

ピーコとうのブドウえんぶんかのけいかん【ピーコ島のブドウ園文化の景観】

2004年に登録されたポルトガル世界遺産文化遺産)で、首都リスボンの西1600km、大西洋に浮かぶアゾレス諸島で第2の面積を持つピーコ島に位置する。島には、ピーコ火山(標高2351m)がそびえ、15世紀に入植したポルトガル人が拓いたぶどう園の跡が見られる。「ヴェルデーリョ」と呼ばれるワインを生産するために今でもブドウ栽培がわずかながら続けられている。人類歴史上、重要な時代を例証するものとして世界遺産に登録された。◇英名はLandscape of the Pico Island Vineyard Culture

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android