ファイサル(1世)(英語表記)Fayṣal Ⅰ bn Ḥusayn

旺文社世界史事典 三訂版 「ファイサル(1世)」の解説

ファイサル(1世)
Fayṣal Ⅰ bn Ḥusayn

1885〜1933
イラク国王
ハーシム家のフサイン息子。1916年よりオスマン帝国に対するアラブ人反乱を起こし,18年ダマスクス入城。1920年にアラブ−シリア国民会議によりシリア王国を樹立して王を名乗るが,フランス軍がダマスクスに侵攻したことで崩壊した。その後イギリス援助を受けて1921年イラク国王となり(在位1921〜33),25年には憲法発布,32年には国際連盟加盟

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android