ファンデルワールス半径(読み)ファンデルワールスハンケイ

化学辞典 第2版 「ファンデルワールス半径」の解説

ファンデルワールス半径
ファンデルワールスハンケイ
van der Waals radius

接触しているが,互いに結合していない原子間の最近接距離の半分.原子に固有の半径で,代表的な原子について以下に示す(単位 Å).H:1.10~1.30,He:1.40,N:1.50,O:1.40,F:1.35,Ne:1.54,P:1.90,S:1.85,Cl:1.80,Ar:1.92,As:2.00,Se:2.00,Br:1.95,Kr:1.98,Sb:2.20,Te:2.20,I:2.15,Xe:2.18.ファンデルワールス半径は,共有結合半径より大きい.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android