デジタル大辞泉
「フェーン現象」の意味・読み・例文・類語
フェーン‐げんしょう〔‐ゲンシヤウ〕【フェーン現象】
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フェーン‐げんしょう ‥ゲンシャウ【フェーン現象】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
フェーン現象
風が山脈を越える際、風が山腹を上がる時は100mに付き約0.5℃気温が下がり、山頂を越えて吹き下がる時は100mにつき約1℃温度が上がる現象をいう。もともとドイツのフェーン(Foehn)地方でおきていた現象から命名されたようで、日本では夏の日本海側におこる熱波が有名である。平地に注ぐ空気が乾き、温度が高くなる為、パラグライダーにとっては思わぬ高度を稼ぐチャンスである。ただ、基本的に強く、山を越えてくる風の為、バンピーなコンディションであり注意が必要。冬の太平洋側でもフェーンは起きているのであるが、もともとがシベリアの寒気団であり、フェーンによる気温の上昇はあまり感じられない。
出典 パラグライダー用語辞典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報