フォーマルコミュニケーション(読み)ふぉーまるこみゅにけーしょん(英語表記)formal communication

図書館情報学用語辞典 第5版 の解説

フォーマルコミュニケーション

学術情報流通における研究者同士のコミュニケーション特性を示す概念で,その領域において公式に認められた情報伝達.研究成果は,通常は査読制のある学術雑誌に掲載されて初めて公式に認められるため,それ以後の情報流通をフォーマルコミュニケーション,それ以前をインフォーマルコミュニケーションという.学術雑誌は,投稿されたものがすべて掲載されるわけではないが,誰もが投稿でき,また掲載内容へのアクセスもオープンなため,図書館などにおける提供保存の対象ともなっている.その意味でも公的な情報流通といえる.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android