フマユーン廟

世界遺産情報 「フマユーン廟」の解説

フマユーン廟

長い流浪の末、ペルシア王の支援を受け、デリーに凱旋したものの半年後に亡くなった悲劇の皇帝ムガール帝国・フマユーン帝の霊廟王妃の指示により9年の歳月をかけて建設されました。広大な庭園の中に建てられた霊廟はシンメトリーなデザインで前後左右どちらから見ても同じ形です。建物本体には赤い砂岩、中央のドーム部分には白大理石が用いられ美しい対比をなしています。フマユーン廟は、インドイスラム建築の傑作ともいわれており、のちの「タージマハル」の建築にも大きな影響を与えました。

出典 KNT近畿日本ツーリスト(株)世界遺産情報について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android