フラジオマイシン(その他表記)fradiomycin

デジタル大辞泉 「フラジオマイシン」の意味・読み・例文・類語

フラジオマイシン(fradiomycin)

アミノグリコシド系抗生物質。眼疾患や腸管感染症などに用いられる。副作用が強い。

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精選版 日本国語大辞典 「フラジオマイシン」の意味・読み・例文・類語

フラジオマイシン

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] fradiomycin ) 抗生物質の一つ細菌の発育阻止作用をもつ。尿道感染の治療、腸内防腐剤などに使用。昭和二三年(一九四八)、梅沢浜夫らによって発見された。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フラジオマイシン」の意味・わかりやすい解説

フラジオマイシン
fradiomycin

放線菌培養液から得られたアミノ糖抗生物質の一つ。放線菌の Streptomyces fradiaeほかの培養液から得られ,A,B,Cの3物質より成る。主として外用に用いられる。結核菌およびグラム陰性菌に有効。なお S.ワクスマンは,1949年に同種の抗生物質を得て,これにネオマイシンと命名した。

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化学辞典 第2版 「フラジオマイシン」の解説

フラジオマイシン
フラジオマイシン
fradiomycin

[同義異語]ネオマイシン

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