フリードリヒ(1世・神聖ローマ)(英語表記)Friedrich Ⅰ

旺文社世界史事典 三訂版 の解説

フリードリヒ(1世・神聖ローマ)
Friedrich Ⅰ

1122?〜90
神聖ローマ皇帝(在位1152〜90)。赤髯 (あかひげ) 王(Barbarossa)とも呼ばれる
シュタウフェン家出身。帝権の拡大とローマ帝国再現をはかって5回イタリア遠征を行い,北イタリア都市・ローマ教皇教皇党と争った。国内諸侯の反抗を抑え,強敵ザクセンのハインリヒ獅子公を破ってその領土を奪った。第3回十字軍に参加し,小アジアのサレフ川を渡河中に溺死学術を奨励し,その治世は神聖ローマ帝国の全盛期といわれる。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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