フロックペーパー(読み)ふろっくぺーぱー

世界大百科事典(旧版)内のフロックペーパーの言及

【壁紙】より

…16世紀後期のものは白地に黒の紋章や花模様が木版でプリントされたものが多い。17世紀のイギリスではステンシル刷りの手法をとり入れ,色彩も豊かになり,また後期には華麗なフロックペーパー(細かく砕いたウールくずを紙面に貼付(ちようふ)して絹やビロードなどの風合を出した壁紙)も考案され,ドイツやフランスなどでも流行した。18世紀初期のイギリスの壁紙には,タピスリー,花柄のダマスク織,大理石の模様,打出し細工,羽毛飾などを模倣したタイプがあらわれた。…

※「フロックペーパー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android