世界大百科事典(旧版)内のフンバンの言及
【エラム】より
…女神ピニキルは〈神々の母〉〈天の女王〉として最高の地位を占め,また南部の古い地母神キリリシャも広く崇拝された。しかし,前2千年紀半ばになると男神フンバンがピニキルあるいはキリリシャを配偶者として,神々の世界の支配者となった。また,スーサ王国の成立とともにスーサの市神インシュシナク(〈スーサの主〉の意)の地位が向上し,やがてフンバン,キリリシャとともに三位一体を形成するようになった。…
※「フンバン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」