ブリヤンスク(英語表記)Bryansk

改訂新版 世界大百科事典 「ブリヤンスク」の意味・わかりやすい解説

ブリヤンスク
Bryansk

ロシア連邦西部,同名州の州都デスナ川がボルバ川を合わせる地点にある河港。人口42万4000(2002)。デスナ川左岸の要塞として建設され,はじめはブルイニと称した。14世紀に,リトアニアポーランド領土となったが,1500年イワン3世が奪取し,最終的にモスクワ大公国に編入された。ピョートル大帝期に河港を建設。現在,モスクワスモレンスクなどへの鉄道6路線の分岐点であり,機械製作をはじめとする産業の中心地の一つでもある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android