ブルメナウ(英語表記)Blumenau

デジタル大辞泉 「ブルメナウ」の意味・読み・例文・類語

ブルメナウ(Blumenau)

ブラジル南部、サンタカタリーナ州都市。1850年、ヘルマン=ブルメナウ率いるドイツ系移民の入植により創設。現在もドイツ風の建造物が多く、ドイツに由来する祭りなども行われる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「ブルメナウ」の意味・わかりやすい解説

ブルメナウ
Blumenau

ブラジル南部,サンタ・カタリナ州の都市。人口29万8603(2005)。イタジャイー・アスー川河口から47km,州都フロリアノポリスから北北西直線距離で90kmの地点にある。1852年ドイツ人の集団入植地としてH.ブルメナウの構想指導の下に発足した。80年市に昇格。今日でも住民の大多数の間ではドイツ語が話され,町並みはドイツ風である。おもな経済活動綿織物工業
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブルメナウ」の意味・わかりやすい解説

ブルメナウ
Blumenau

ブラジル南部,サンタカタリナ州東部の都市。州都フロリアノポリスの北西約 100km,イタジャイ川にのぞむ河港都市。 1852年ドイツ人移住者によって建設された。背後に綿作地帯を控えて,織物工業が発達するほか,サトウキビ,穀物タバコ,野菜,果実畜産物などの集散,加工が行われる。州都と道路で,イタジャイ川河口の港イタジャイと鉄道,道路で結ばれる。人口 21万 1677 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android