ブルー・ジーンズ(読み)ぶるーじーんず

世界大百科事典(旧版)内のブルー・ジーンズの言及

【ジーンズ】より

…中世にファスティアンと呼ばれる丈夫で目のつまった綿布が労働着などに用いられていたが,ジーンズはその一種で,イタリアのジェノバからイギリス,フランスにもたらされたのでジャニュアjanua(genoa)と呼ばれ,しだいにジーンズと呼ばれるようになった。カーペット,靴下,胴衣などに使用され,白やオリーブ色,またインジゴで染めたブルー・ジーンズがあった。ブルー・ジーンズは1850年ころ,カリフォルニアに金鉱探しにやってきたリーバイ・ストラウスがテントを染めて作業衣を作り,性,年齢,身分をこえた衣服として広めたといわれる。…

【ズボン】より

…かつては禁令の対象ともなった女性のズボンも,第1次世界大戦ころに制服としてとり上げられて以来広まっていった。1960年代のブルー・ジーンズの流行は,オート・クチュールによるパンタロン・スタイルの発表とあいまって女性のパンタロンの着用を容易にした。日本でも,戦後の洋装の一般化に伴い,さまざまの流行のスタイルを生み出しながらあらゆる層に普及し定着した。…

※「ブルー・ジーンズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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