ブレスト−リトフスク条約(読み)ブレスト−リトフスクじょうやく(英語表記)Treaty of Brest-Litovsk

旺文社世界史事典 三訂版 の解説

ブレスト−リトフスク条約
ブレスト−リトフスクじょうやく
Treaty of Brest-Litovsk

第一次世界大戦中の1918年3月,ポーランドブレスト−リトフスクでドイツおよびその同盟国とソヴィエト政権との間に結ばれた単独講和条約
十一月革命によって政権を握ったソヴィエト政府は,戦争中止を望み,ポーランド・ウクライナ・フィンランドの独立承認,バルト海沿岸の放棄,賠償金など過大な譲歩をして調印。英米仏日の干渉戦争を招いた。しかし間もなくドイツ革命勃発によって条約の無効が宣言され,ヴェルサイユ条約で確認された。

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