ブービエアカコロブス(読み)ぶーびあえかころぶす

知恵蔵mini 「ブービエアカコロブス」の解説

ブービエアカコロブス

アフリカ中部を生息域とする小型の猿の一種。学名Piliocolobus bouvieri。博物館標本により1887年に初めて文献に記されたが、1970年代以降ははっきりした目撃情報がなく、“ごく近い将来において野生での絶滅の危険性が極めて高い”とされる「絶滅危惧IA類」に分類されている。2015年2月、アフリカ中部、コンゴ共和国のントコウ-ピコウンダ国立公園で、リーヴェン・デヴレーゼとガル・エリー・グノンド・ゴボロの2人の研究者がこのサルを発見し初めて写真に収めた。

(2015-4-24)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android