プラトゥーン・プラン(英語表記)Platoon plan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プラトゥーン・プラン」の意味・わかりやすい解説

プラトゥーン・プラン
Platoon plan

小隊方式。 20世紀初期にアメリカのデトロイトを中心に展開された教育改造運動。子供を小集団 (プラトゥーン=小隊) に分け,特別教室普通教室で交互に学習させることにより,校舎や教室の利用度を高めようとするもの。 S.ハートウェルがゲーリー・システムを参考に,校舎の効率的利用,教育の社会化,学科担任制と教科担任制併合などを目的に,ミシガン州カラマズーで試みた実験の報告書『過密学校とプラトゥーン・プラン』 Overcrowded Schools and Platoon Plan (1915) が契機となって広範囲に実施された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android