プルシャプラ(英語表記)Purushapura

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プルシャプラ」の意味・わかりやすい解説

プルシャプラ
Prushapura

クシャン朝首都カニシカ王がこの地を首都と定めた。現在のパキスタンペシャワルにあてられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

旺文社世界史事典 三訂版 「プルシャプラ」の解説

プルシャプラ
Purushapura

パキスタン北西部にある都市。現在のペシャワール
カイバル峠の東に位置し,インドと西方中央アジアとをつなぐ交通要衝。クシャーナ朝カニシカ王が都とし,ここを中心ガンダーラ美術が栄えた。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

山川 世界史小辞典 改訂新版 「プルシャプラ」の解説

プルシャプラ

ペシャーワル

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のプルシャプラの言及

【ペシャーワル】より

…また絹,綿,羊毛の手織物,ナイフ,皮革製品,銅器などの手工業は名高い。 古名はプルシャプラPuruṣapuraといい,その名は前8世紀からガンダーラ地方の中心都市として現れる。2世紀のクシャーナ朝のカニシカ王時代にはその首都となり,ガンダーラ美術が隆盛した。…

※「プルシャプラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android