日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 ヘイズ(Helen Hayes)へいずHelen Hayes(1900―1993) アメリカの女優。ワシントンに生まれる。5歳で初舞台を踏み、以後舞台、映画、ラジオ、テレビで長年にわたり活躍、名声を博した。気品に満ちた演技派として知られ、とりわけ『ビクトリア女王』(1935)での演技は絶賛された。映画では『マデロンの悲劇』(1932)でアカデミー主演女優賞受賞。1955年、彼女の功績を記念してブロードウェーの一劇場がヘレン・ヘイズ劇場と改称された。[一ノ瀬和夫] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例