ヘビノシタ(読み)へびのした

世界大百科事典(旧版)内のヘビノシタの言及

【ハナワラビ(花蕨)】より

…ヒメハナワラビやフユノハナワラビなどの仲間の総称で,栄養葉の上に胞子葉がつくという奇妙な形をした葉をもつシダ類ハナヤスリ科の多年草。ヒメハナワラビをヘビノシタということもあるが,その姿を二叉(にさ)になった蛇の舌になぞらえたものである。英名もいろいろつけられ,ヒメハナワラビB.lunaria (L.) Sw.がmoonwort,ヤマハナワラビ(エゾノフユノハナワラビともいう)B.multifidum (Gmel.) Rupr.がleather grape fern,オオハナワラビに近いB.dissectum Spreng.がgrape fern,ナツノハナワラビB.virginianum (L.) Sw.がrattlesnake fernなどと呼ばれる。…

※「ヘビノシタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android