ヘラクレスの柱(読み)へらくれすのはしら

世界大百科事典(旧版)内のヘラクレスの柱の言及

【ジブラルタル[海峡]】より

…地中海西端,ヨーロッパとアフリカ両大陸間にある軍事上重要な位置を占める海峡。地中海から大西洋への出口にあたり,東の入口にある二つの岬(ジブラルタルのフェルセンとセウタのジャバル・ムーサ)はギリシア時代〈ヘラクレスの柱〉とよばれていた。最狭部は15km,最深部はセウタ沖で942m。…

【ヘラクレス】より

…ゲリュオンは手足が6本ずつ,首が三つある怪物で,はるかな西方の地にすんでいた。ヘラクレスはこの旅の途中,今のジブラルタルに至ったとき,ヨーロッパとアフリカの両岸に向かい合った巨大な2本の柱〈ヘラクレスの柱〉を建てた。(11)世界の西の果てにあるヘスペリデスの園から黄金のリンゴを取ってくること。…

※「ヘラクレスの柱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」