ヘルムズ賞(読み)ヘルムズしょう(英語表記)Helms World Trophy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘルムズ賞」の意味・わかりやすい解説

ヘルムズ賞
ヘルムズしょう
Helms World Trophy

アメリカ実業家 P.ヘルムズにより設立された優秀スポーツ選手に与えられる賞。彼は 1936年ロサンゼルスに「ヘルムズ競技財団」を設立,48年にはスポーツ博物館を創設し,同時にヘルムズ・ワールド・トロフィーをつくり,毎年世界6地域の優秀なアマチュアスポーツマン各1名を選び表彰。アジア地区については 20年にさかのぼって表彰するようになった。日本人の受賞者は 20年の熊谷一弥 (テニス) をはじめ,27年の織田幹雄 (陸上) ,29年の人見絹枝 (陸上) ,49年の古橋広之進など数多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android