ベトニシン

化学辞典 第2版 「ベトニシン」の解説

ベトニシン
ベトニシン
betonicine

C7H13NO3(159.19).シソ科Betonica officinalis塊茎に含まれるピロリジンアルカロイドスタキドリンヒドロキシ基が導入されたものにあたる.一水和物は分解点252 ℃.-37°(水).水,熱エタノールに易溶,有機溶媒に不溶.甘味がある.塩酸塩は,分解点224 ℃.右旋性対掌体をツリシン(turicine)という.[CAS 515-25-3]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android