ベルガモのサンタマリアマッジョーレ教会(読み)ベルガモのサンタマリアマッジョーレきょうかい

世界の観光地名がわかる事典 の解説

ベルガモのサンタマリアマッジョーレきょうかい【ベルガモのサンタマリアマッジョーレ教会】

イタリア北西部の大都市ミラノ(Milano)北東70kmほどのところに位置する都市ベルガモ(Bergamo)にある、ロマネスク様式の教会。ベルガモを代表する教会の一つであるコッレオーニ礼拝堂よりも古い1137年に建設が始まり、15世紀に完成した。その後、16~17世紀に大規模な改装が行われ、今日にいたった。スタッコ(化粧漆喰(しっくい))や金箔の装飾は、その改装によるものである。ドームの天井には、ベネチアの画家ティエポロ(Giovanni Battista Tiepolo、1696~1770年)のフレスコ画がある。◇「サンタマリアマッジョーレ教会」は「聖母マリアに捧げられた教会(聖堂)」という意味。同名の教会はベルガモのほか、ローマのサンタマリアマッジョーレ大聖堂をはじめ、フィレンツェラヴェンナナポリの各都市にある。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android