ペペライト(英語表記)peperite

岩石学辞典 「ペペライト」の解説

ペペライト

マグマが水を含んだ堆積物のなかに貫入して急冷し分解したことで形成された凝灰岩または角礫岩である.ガラス質の火成岩の岩片,通常は玄武岩質の組成,が存在し,堆積岩物質の破片も伴っている[Cordier : 1816].水分の多い地層中に貫入したマグマから生じた貫入岩に伴うものといわれる.石灰岩層灰岩,珪藻土などの基地の中に多数の玄武岩質ガラスの小岩片をもつ角礫岩をいう[片山ほか : 1970].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android