ペルスバルまたは聖杯物語(読み)ペルスバルマタハセイハイモノガタリ

デジタル大辞泉 の解説

ペルスバルまたはせいはいものがたり【ペルスバルまたは聖杯物語】

原題、〈フランスPerceval ou le Conte du Graalクレチアン=ド=トロワ騎士道物語。1181年から1190年ごろの作。若い騎士が謎の城で神秘的な体験をする物語未完の作品だが、多くの詩人影響を与え、他者による続編ほか聖杯伝説とよばれる同系列の作品が多数生まれた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android