ページボーイ

デジタル大辞泉 「ページボーイ」の意味・読み・例文・類語

ページボーイ(pageboy)

毛先が内巻きになったヘアスタイル。中世ヨーロッパの小姓髪形原形女性の髪形として登場したのは1930年代。
給仕ボーイホテル劇場で、客の案内や使いをする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ページボーイ」の意味・読み・例文・類語

ページ‐ボーイ

〘名〙 (page boy)
① 小姓。また、ホテルなどのボーイ。給仕。
※若いセールスマンの恋(1954)〈舟橋聖一〉一「『お部屋へ御案内━』ページ・ボーイが階段を上りかけた」
② 女性の髪型一つ。昔の小姓の髪型にヒントを得たもので、毛先を軽く内巻きにしたもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のページボーイの言及

【髪形】より

…1930年代に入ると,電気パーマネントがアメリカから輸入されてショートヘアが流行するが,第2次大戦中は服装の規制とともにパーマも禁止された。戦後1948年ころ輸入開発されたコールドパーマネント技法は,55年ころのヘプバーン・スタイルやセシル・カット,おかっぱ風のボブ・スタイル,ページボーイ(内巻き)など軽快な髪形を次々と生み出した。1970年以降は,オオカミ・カット,カーリーヘアのような個性的な髪形も追求され,男女ともにカット・アンド・ブローという,パーマによらずカットのみで形づける技術が広く行われている。…

※「ページボーイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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