ペーヌ(英語表記)Pesne, Antoine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペーヌ」の意味・わかりやすい解説

ペーヌ
Pesne, Antoine

[生]1683.5.23. パリ
[没]1757.8.5. ベルリン
フランスの画家。父と母方の伯父 C.ラフォスに絵を学び,のちパリのアカデミーに入学,ローマナポリベネチアに滞在して絵を学んだ。 1707年ベネチア駐在プロシア大使キュプハウゼンの肖像画を描いてプロシアのフリードリヒ1世に認められ,10年にベルリンの宮廷画家として招かれ,多くの肖像画や歴史画を描き,王立アカデミーの会長となった。主要作品『画家の肖像』 (ドイツ民族博物館) ,『皇太子フリードリヒ』 (ベルリン国立美術館) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android