滞留量ともいう.化学装置内,とくに管や塔の内部に操作時に保持されている固体または液体の量をいう.ロータリーキルンの内部にある固体の停滞量などもいう.一般には,気泡塔のように2相の流体が混在しているときの分散相の量をいう.ホールドアップは,装置や操作条件により変動し,分散相や連続相の装置内の帯留時間や接触面積に関する重要な因子である.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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