ボイル・シャルルの法則(読み)ぼいるしゃるるのほうそく

ダイビング用語集 「ボイル・シャルルの法則」の解説

ボイル・シャルルの法則

温度一定であると仮定するならば、ある量の気体体積とその気体の圧力相互に反比例する」というボイル法則と、「ある量の気体の体積は、一定の圧力下ではその絶対温度に比例する」というシャルルの法則を結合した法則。すなわち「気体の体積は圧力に反比例し、絶対温度に比例する」というもの。この法則によって、いかなる種類の気体でも、温度、体積、圧力には相互に密接な関係があり、これらの3つの要素のうち1つでも変化すると、ほかの要素にも変化が起きることを示している。この法則により、スクイズ、空気消費量、浮上スピードのコントロール、肺の過膨張などの危険性、留意点が説明できる。

出典 ダイビング情報ポータルサイト『ダイブネット』ダイビング用語集について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android