ボウ(読み)ぼう(英語表記)Clara Bow

デジタル大辞泉 「ボウ」の意味・読み・例文・類語

ボウ(bow)

《「ボー」とも》
弓。弓形
蝶結び。また、蝶結びにしたもの。
ボウタイ」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボウ」の意味・わかりやすい解説

ボウ
ぼう
Clara Bow
(1905―1965)

アメリカの映画女優ニューヨークの貧しい家庭に生まれ、美人コンテストに入賞して映画界に入り、助演級で軽薄なモダン・ガールなど当時流行のフラッパーflapper娘を演じた。主演作『あれ』It(1927)では大宣伝でセックス・シンボルに仕立て上げられ、断髪口紅の塗り方、大胆な目のメーキャップは「イット・ガール・スタイル」として若い女性の流行をリードした。『つばさ』(1927)などに出演後、映画がトーキーになってまもなくスキャンダルが発生して信用を失った。何度も復帰を図ったが果たさず、1947年に別名ラジオに出演、世間をあっといわせた。

[日野康一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボウ」の意味・わかりやすい解説

ボウ
Bow, Clara

[生]1905.7.29. ニューヨーク,ブルックリン
[没]1965.9.27. ハリウッド
アメリカの映画女優。 1920年代後半のモダンガールとして人気があった。主演作品『人罠』 (1926) ,『あれ』 (27) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android