ボゴール宣言(読み)ボゴールセンゲン

デジタル大辞泉 「ボゴール宣言」の意味・読み・例文・類語

ボゴール‐せんげん【ボゴール宣言】

Bogor Declaration》1994年11月、ジャカルタ近効のボゴール宮殿で開催されたAPEC首脳会議で採択されたアジア太平洋地域の貿易・投資自由化と経済協力に関する宣言。→ボゴール目標

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百科事典マイペディア 「ボゴール宣言」の意味・わかりやすい解説

ボゴール宣言【ボゴールせんげん】

1994年11月,インドネシアのボゴールで開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力会議サミットの非公式首脳会議での合意をいう。採択された〈APEC経済首脳の共通決意宣言〉では,域内の経済協力以外に,貿易・投資の自由化について先進国は2010年,発展途上国は2020年までに達成するという目標期限を設定した。これによってAPECは貿易の自由化推進機関としても機能することになった。このほか貿易のブロック化に反対し,貿易・投資を円滑にするためのプログラムの促進人材育成,中小企業の振興などをうたっている。 ボゴール宣言以後の各会議では自由化の原則を決めた〈行動指針〉を採択したり,その実行のための宣言を論議するなど,目標実現に向けての努力を重ねている。

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