ボサマ(読み)ぼさま

世界大百科事典(旧版)内のボサマの言及

【盲人】より

…口寄せは神がかりして死者を呼び出し,その怨念を語らせ荒ぶる死霊を鎮葬するシャーマンとしての機能であり,今も下北の恐山(おそれざん)や津軽川倉の地蔵盆のイタコマチにその跡をとどめている。他方,多く彼女たちの夫であったボサマ(盲人)は東北の伝説を織りまぜて義経の物語を育て上げる。これらのボサマの語りは,一方で,京都に運ばれて《義経記》の素材となり,他方では地方色豊かなこの地方特有の語り物奥浄瑠璃へと発展した。…

※「ボサマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android